国際ロータリー第2740地区オフィシャルウェブサイト

開発の専門家を目指し 酒井さん(島高-ICU)が英国留学へ



イギリス・サセックス大学大学院(1年)に
合格した酒井貴子さん
△---先月21日、首相官邸で開かれた「男女共同参画社会づくりに関する表彰式」の中で、安倍晋三首相は過去4年間で女性の就業者数が150万人増えたことに触れ、「女性の活躍なくして日本の経済は成り立たない」と述べた。
女性の社会進出とともに、日本では女性の地位向上が進んできているようだが、世界ではいまだ女性の地位がないがしろにされている国がある。

△---そんな男女の性別にとらわれず、個人が自分のやりたいことを自由に選択できる仕組みや考え方の実現を志している女性がいる。雲仙市瑞穂町出身の酒井貴子さん(26)だ=写真

△---酒井さんは、島原高校普通科から日英バイリンガル教育に力を入れている国際基督教大学(通称ICU=INTERNATIONAL CHRISTIAN UNIVERSITY、東京都三鷹市)教養学部開発研究専攻に進学。同大卒業後、都内の市場調査会社勤務などを経て、イギリス・サセックス大学大学院(1年)に合格し、現在、国際ロータリークラブ第2740地区(長崎・佐賀)の国際親善奨学生を目指し、研修活動に奔走している。

△---きっかけは、大学3年時の認定NPO法人難民支援協会でのインターンシップ。難民との出会いのなかで、″女性は家に″といった母国の考え方や習慣から抜け出せず弱い立場に追い込まれケースが多いことを知る。
その後、一旦は就職するも「開発研究(途上国での稲作農業開発支援等々)について学び、専門家として途上国の開発プロジェクトに関わりたい」という想いを捨てきれず、留学を決意。
自主的に難民NGOの集まりに参加したり、スカイプを通しての英語レッスン受講や英語カフェに足を運び続けるなど、目標に向けての努力を惜しまなかったそうだ。

△---留学に先立ち、プレゼン研修会が11日夜、島原市弁天町2丁目のホテル南風楼で開かれた。酒井さんのはか、同地区ロータリー財団委員長の西川義文さんや島原ロータリークラブ、同ローターアクトクラブなどから15人が参加した。

△---会では、経歴や自身の研究分野「ジェンダー&ディベロップメント(開発)」について英語で紹介。「これまで行われてきた開発では、男性優位に陥った結果、持続的な開発が行えず、計画自体が失敗するケースが見られた。その地域の男女の役割やニーズを踏まえながら、従来の男女に対する固定観念を見直し、個々がやりたいことを自由に選べる仕組みや考え方の実現に尽力していきたい」と話した。

△---発表後は、メンバーなどからプレゼンに関する様々なアドバイスが送られた。このうち、同地区の国際親善奨学生として2008年からスイス・ジュネ-ヴ大学(専攻=近代フランス文学)とフランス・パリ第4大学(専攻=啓蒙思想家・ルソー)に留学した福永洋介さん(37)=西有家中勤務=は「見やすいパワーポイントなど、プレゼンは良かった」と述べ、「経験 を踏まえて言えば、酒井さん自身のバックグラウンド(背景)と留学先で学びたいことの結びつきやこの大学を選んだ理由などをより明確にすれば、もっと酒井さんという人間がはっきりと伝わるはず―」と激励した。
発表を終え、酒井さんは「周囲からは『きついよ、しんどいよ』と脅されていますが、(きついなかで)頑張ったということが自分の自信になると思います。
(留学先で)「おもいっきり苦しんでこようと思います」と笑顔で抱負を語った。

島原新聞(2017.07.13)

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