国際ロータリー第2740地区オフィシャルウェブサイト

中学生卓球大会を通して熊本地震復興支援への熱意を表す


諫早北RC 広報委員会


平野美宇 選手(写真左手前)、張本智和 選手(写真右手前)
 災害は忘れた頃にやって来るとは、言い古された言葉である。異常気象という地球環境の大きな変動により、その周期も規模も激変し、人の記憶に刻まれた惨状が消えぬうちに、次なる自然災害が襲いかかる。東日本大震災が5年前、昨年は有明海を挟んで隣県の熊本大地震だから、震災の傷跡も癒えぬ間にやって来たことになる。

 今年7月初旬、九州を横断して集中豪雨をもたらした台風3号は、北部九州地区に大洪水による甚大な被害をのこして、列島をなめるように走り去った。60年前に諫早大水害の恐怖を体験した我々諫早の市民は、TVの悲惨な映像を見て、当時の事を思い出しながらその苦悩を共有し、他者の痛みを自分のものとして共感できる素地が備わっている。

 このような被災地の実情を見るにつけ、同情だけにとどまらず、実際行動によって復興に支援の手を差し伸べてきた諫早北ロータリークラブとしては、インターアクトクラブを提唱している鎮西学院高校と歩調を合わせ、スポーツを通じてのチャリティーイベントの計画に賛意を表明した。
 折しも同高校の卓球部創部70周年という記念の年に当たるので、この機会に国内で活躍する名選手を招聘して、イベントを盛り上げることにした。中学生卓球大会と銘打って執り行われた大会には、宮崎義仁日本卓球協会強化本部長(鎮西学院高校OB)を初め平野美宇(世界選手権銅メダリスト)張本智和(世界ジュニアチャンピョン)のお三方をお招きすることが出来た。

 大会の前日には、遥々九州の果てまでお出で頂いたことに対して、歓迎の夕べが持たれた事は言うまでもない。 大会は前回同様、諫早市中央体育館(内村アリーナ)で、8月17日夏休み中の中学生約1000名の参加を得て盛大に開催された。開会式の式次第に則り、関係者から今回の大会の趣旨や経緯について説明があった。宮崎強化本部長からは、卓球を始めるようになった年代が今大会に参加している中学時代であったことを例に挙げ、この年代からの強い意志と練習が優秀な選手になる道に通じると激励された。本試合が行われる直前には、試合に参加する地元中学生の前で招待選手による模範試合が披露されて、参加者にとっては世界レベルの競技を見るまたとない好機であった。この卓球台を取り囲んだ人垣の中で繰り広げられた素晴らしい試合に、惜しみない拍手が幾度も湧き上がっていた。若い参加者の脳裡に、今日の日の感激が強く焼きついたに相違ない。

 表題に掲げたように復興支援のイベントとあって、会場の玄関ホールや随所に募金箱が置かれてあり、一般入場者や参加した選手たちにも精力的に声を掛けていた。
 館内に設置された44台の卓球台には、対戦相手同志が相対してピンポンの心地よいラリーの音を響かせていた。試合本番になると次第に熱を帯びて、競技する選手は勿論の事、会場に詰めかけた友人、家族らの大声援が一体となって 館内はスポーツイベントに相応しい雰囲気に包まれていた。
 館内で集められた募金と別途集められたものを合わせ、卓球大会の元気と歓声と他者を思いやる尊い気持を添えて、この後熊本県に送られることになった。

中学生卓球大会を通して熊本地震復興支援への熱意を表す [PDF版]

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